【オフィス移転事例】創造性を刺激する新オフィスで、教育界に新たな風を巻き起こす

株式会社Astranは、アプリケーションを通じて未来の学習を根本からアップデートすることを目指しているテック企業です。「人類の幸福と持続可能性を高める」という壮大なビジョンには、「歴史を受け継ぎ、未来へ還元する」という強い思いが込められています。イノベーションを通して、人々の学習体験そのものを進化させることを目指しています。

「学び」を中心に据えた未来志向の事業が大きな特徴です。学習を「義務」ではなく「楽しみ」に変える画期的な学習アプリを生み出しています。そのなかのひとつ、英単語学習アプリ「モチタン」は、学習アプリにも関わらず対戦モードやランキングといったゲーミフィケーションの要素が取り入れられています。学習を「遊びながら継続したくなる」体験設計が好評を博しています。

教育業界に新しい風を吹かせ続けている同社にとって、「アイディアが生まれるオフィス環境」は不可欠な要素。働く社員の創造力を掻き立てるような環境を求め、この度の移転となりました。

本稿では、移転の背景、直面した課題、新オフィスで実現したこと、そして今後の展望まで詳しく伺いました。

オフィス移転の背景・課題
  • 事業拡大により、既存オフィスの面積が不足していた
  • 創造性を支える働く環境を見直す必要があった
  • 都心立地と自社の働き方とのズレを感じていた
オフィス移転後の成果
  •  静かな環境で、思考と集中に没頭できるように
  •  空間と心に余白が生まれ、仕事の質が向上
  • 人への投資を体現する働く環境を実現できた
目次

「働きやすさ」について再考。いちからの職場環境の見直し。

お台場の港が一望できる、開放感あふれる景観

――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。

 そもそものきっかけは、事業の拡大に伴い、これまでのオフィスでは物理的に手狭になってきたことでした。プロダクト開発や新たな取り組みが進むなかで自然と人が集まり、結果として「箱の面積が足りない」という状況が生まれた、というのが正直なところです。

 ただ、このタイミングを単なる“増床”で終わらせたいとは思いませんでした。事業が前に進んでいる今だからこそ、広さを確保するだけでなく、「どんな環境で、どんな働き方をしていくべきか」をいちから見直す必要があると感じたのです。

 それまで入居していたオフィスは、ビジネスの中心エリアに位置し、利便性という点では申し分ない環境でした。一方で、私たちの雰囲気や理想とする働き方に、必ずしも100%フィットしているとは言えない部分も、少しずつ見えてきていました。

 私たちの事業は、人が価値を生み出すビジネスです。エンジニアやデザイナーの思考の深さや集中力、創造性が、そのままサービスの質に直結します。だからこそ、単に場所を広げるのではなく、一人ひとりが持つポテンシャルを最大限発揮できる環境へ移ること自体を、経営としての投資と捉え、今回の移転を決断しました。

――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。

 課題として感じていたのは、単なるスペースの不足だけではありませんでした。広さの問題とは別に、もう一つ大きなテーマとして向き合ったのが、働く環境そのものの在り方です。

 私たちは、クリエイティブを通じて世の中に変革をもたらすことを目指す会社であり、そのためには、エンジニアやデザイナーが常に新しいアイディアを生み出せる状態であることが欠かせません。そう考えるようになったとき、「どんな環境で働くか」は、事業の成長と直結する重要な要素だと感じるようになりました。

 これまでのオフィスは、利便性の高い都心部にあり、機能面では申し分のない環境でしたが、人や車の往来が多く、刺激の多さが無意識のうちに集中を削いでしまう場面もありました。日々の業務を重ねるなかで、自社の雰囲気や、思考に深く没頭したいという働き方とのズレを感じるようになったのも事実です。

 事業が成長するほど、「人がどう働くか」「どんな環境なら力を最大限発揮できるのか」に、より真剣に向き合う必要がある──。この問題意識が、オフィス移転を本格的に検討する大きな理由となりました。

――そのような課題は解決されましたでしょうか。

 はい、THE SOHOは私たちが求めていた条件を、非常に高いレベルで満たしてくれる場所です。

 シェアオフィスでありながら過度な交流やにぎやかさはなく、落ち着いた空気が保たれている点が印象的で、良い意味で他社との距離感があるため、それぞれが自分の仕事に自然と集中できる環境だと感じています。

 移転のきっかけとなった広さの面でも、以前と比べて大きなゆとりが生まれました。実際の人数以上に空間を広く感じられ、物理的な余白だけでなく、働くうえでの心理的な余裕も生まれたことで、仕事への向き合い方や思考の深さにも変化を感じています。

 事業が拡大したからこそ、働く環境にも本気で向き合う。今回の移転は、「人がビジネスをつくる」という私たちの考えを、言葉ではなく環境として形にした選択であり、全員が望んでいた働き方を実現できたと感じています。

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壮大な景色が広がる新オフィス。全員が望んでいた環境が実現。

共用部の様子

――移転する際の物件選定において、重視されたポイントについてお聞かせください。

 重視したポイントのひとつが立地です。創造性を刺激しつつも、落ち着いて仕事に向き合える環境として注目したのが、このお台場エリアでした。内見時に周辺を巡るなかで、東京湾を望む広大な景色や緑豊かな公園の多さに触れ、訪れる人の気持ちを自然と解き放ってくれる場所だと感じました。

 もう一つ大きなポイントが、移転にかかる期間です。私たちは事業において常に「スピード」を大切にしており、オフィス移転においても例外ではありませんでした。そのため、内装や什器を一から準備するのではなく、即利用できる内装付きのオフィスを条件としました。

 最終的に前回と同様、シェアオフィスを選んだのは、すべてが整った状態ですぐに使い始められる“身軽さ”が、私たちの事業フェーズと非常に相性が良いと感じたからです。

――現在のオフィスで気に入っているポイントはどこですか。

 執務室についているテラスが、仕事の合間のリフレッシュに最適で、人気な場所になっています。椅子やテーブルを設置して、リラックススペースとして使っています。「外の空気を吸いたい」と思えるオフィス外の空気や眺めも相まって、これまでにはなかったリラックスした時間が仕事に加わりました。これは、思考を切り替えられるという意味で、仕事のパフォーマンス向上にもつながると思います。

 それから、2階にある共用部もよく利用する好きな場所のひとつです。仕事に煮詰まったときなどは、環境を変えることで再び前に進みだすことがあります。そのため、執務室以外でも仕事ができる場所があるのは非常にありがたいことです。娯楽スペースもあるので、休憩時間にリフレッシュ目的で利用している社員も多くいます。

――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。

 担当いただいた堂園さんは、短期間での移転を実現するために、物件の提案から条件交渉と入居手続きに至るまでのあらゆる手続きをとにかく迅速に進めてくださいました。とにかくスピーディーな移転を求めていた私たちにとって、堂園さんのような方と共に進められたことは、本当に幸運だったと思います。

 スピード感を求めていたものの、問い合わせをした時点では、「今より広く、落ち着いた環境」ほどしか決まっておらず、エリアの希望も具体的なものはありませんでした。そのような要望でも、堂園さんから瞬時に物件の提案があり、曖昧だった要望を具体的な形にしてくださいました。このオフィスに決めてからの手続きも、私たちのスピード感に最後まで合わせて進めてくださいました。

 堂園さんがいてくださったおかげで、ビジネスの速度を緩めることなく移転できたと思っています。私たちだけでは、間違いなくここまでの短期間の移転は実現できませんでした。

――オフィス移転後の社内からの反応はどうでしたか。

 新しいオフィスへの移転後、社内からの反応は非常に良いです。 「とにかく落ち着ける環境を」という願いは、社員全員に共通していました。今のオフィスは、そんな願いに100%答えられたと思っています。

 執務室の大きな窓から見える景色はやはり好評で、「これまでより開放感を感じながら仕事ができる」といった声が聞かれるようになりました。こういった反応は、常に発想を求められるクリエイターには好影響だと思います。

 リフレッシュスペースとしているテラス席や共用部も、多くの社員のお気に入りの場所になっています。業務の合間に気持ちを切り替えられる場として自然と利用されるようになりました。個人のリフレッシュにはもちろんですが、部署や役職を超えたコミュニケーションの促進にもつながっています。

――社外からの反応はどうでしたか。

 来社いただいたお客様からも、やはり一番にいただける反応は窓から見える開放的な景色です。「素敵な眺めですね」といったお言葉を、本当によくいただいています。

「オフィスの中に自慢できる場所がある」というのは、お客様の来訪や採用時に大きなメリットをもたらしてくれます。そういった意味でも、今のオフィスは誰にでも好印象を抱かせる要素を備えているため、移転してよかったと思えています。

勉強を「楽しく」。画期的な学習アプリで、新しい学びを

――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。

 振り返ると、「いかに社員に働きやすいと感じてもらえる環境を作るか」という思いが、今回の移転の出発点だったように思います。場所については整えることができた今、さらに快適な環境にするために社内制度の充実に取り組んでいます。

 例えば、社員への家賃補助。それまでのオフィスからはかなり離れた場所に移ったため、通勤手段が変わることによる負担を考慮して導入に至りました。福利厚生は、サステナブルな成長のためにはやはり充実したものであるべきだと思います。社員が常に最大限のパフォーマンスが発揮できるよう、現在もあらゆる制度を検討しています。

 事業面では、当社が提供している英単語学習アプリ「モチタン」を、今以上に英語を学ぶ人たちに選ばれるアプリになるため、日々アップデートに励んでいます。「モチタン」では、ゲームで遊ぶように楽しみながら英語を身に着けることができます。英単語の暗記が、「勉強」ではなく「ゲーム」に変わる、そんな画期的なアプリです。

この度、AppStoreの教育カテゴリにて、「モチタン」がランキング1位を獲得しました。当社のアプリが、このような高い評価をいただけたことを本当にうれしく思います。今後とも、英語を学ぶ全ての人たちを応援するため、機能の充実に努めてまいります。

――最後にオフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。

 企業にとってビジネスにおけるいかなる場面でも重要となるのが「目的の明確さ」と「意思決定の速さ」だと考えています。オフィス移転の際にも、この2つを意識することが重要だと今回の経験を通じて感じました。「なぜ移転するのか」という目的をどこまで具体的に言語化できているか、そしてその判断をどれだけ速く下せるかが、事業成長を止めないためにも大切です。

 私たちの場合ですと、移転を検討する段階で必要な情報を事前に徹底的に収集し、あらかじめ判断材料を整理した上でその後の計画を進めました。これにより、検討から意思決定までのプロセスを最大限短縮し、スピード感のある移転を実行できたと感じています。

――貴重なお話をありがとうございました!

※掲載内容は取材当時のものです。

お客様プロフィール

株式会社Astran
  • 所在地:東京都江東区青海2-7-4 the SOHO 416
  • URL:https://astran.jp/
  • 業種:テクノロジーを活用した教育関連事業
  • 種別:事務所
  • 坪数:16.26坪

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