株式会社プランベースは、補助金申請支援を中心に、中小企業の資金調達と成長戦略に寄り添う伴走型の支援を大切にするコンサルティング会社です。制度選定から申請、受給後の運用まで一貫して伴走し、「制度はあるのに使いこなせない」という企業の悩みに向き合ってきました。
認定支援機関として多様な補助金制度に精通し、最適な活用プランを描く専門性も強みです。企業の挑戦に寄り添うという理念のもと、近年は生成AIを活用した事業計画書作成システムの開発といった、新しい技術を取り入れたサービスにも取り組んでいます。
多くの企業から信頼を集め、案件が増加し続けるなかで、同社では人員増加により席や会議室が不足しているという課題がありました。金融機関や企業からの来訪も増え「この環境では成長に追いつけない」と判断。スペースの拡大を機に、それまで無かったさまざまな機能が追加された一段階上のオフィス環境を実現しました。
本稿では、取締役の村上貴弘様に、移転の背景、直面した課題、新オフィスで実現したこと、そして今後の展望まで詳しく伺いました。
- 事業拡大に伴うスペース不足
- 社員同士のコミュニケーションが生まれにくい環境
- より快適に働ける環境づくり
- 規模に見合った広さで、席や会議室の不足が解消
- 休憩スペースにより、コミュニケーションが活性化
- 快適性と誇りを感じられる環境
働き方と企業価値を同時に高める。移転に込めた意図と狙い

――今回のオフィス移転を考えられたきっかけ・目的を教えてください。
村上様:受注案件の増加に伴い人員が増え、これまでのオフィス規模では必要な機能を十分に満たせなくなったことが、移転を検討した大きな理由です。
会社の成長に伴い社員数が増えたことでデスクが不足し、案件増加により会議室も常に埋まる状態となるなど、オフィスの狭さが業務に影響を及ぼすようになっていました。「このままでは業務量に対して環境が追いつかず、成長のブレーキになりかねない」という危機感もあり、将来的な成長スピードを踏まえて「今こそ整えるべきだ」と判断し、移転に踏み切りました。
スペース拡大はもちろんですが、社員がより快適に働ける環境づくりや、デザイン性の高い空間による企業価値の向上など、新オフィスに求める条件は多岐にわたります。あらゆる面でワンランク上のオフィスを実現することが、今回の移転に込めた大きなテーマでした。
――オフィス移転の前に抱えていた課題はどのような点でしょうか。
村上様:移転前のオフィスでは、人員や来客の増加、働き方に対して十分な環境を整えられていないことが大きな課題でした。特に感じていたのが「社員同士が自然に関わる機会の少なさ」と、「お客様からの信頼につながる魅せ方」の不足です。
私たちの業務は一人で向き合う時間がどうしても多く、気がつけば各自が黙々と作業を進める状況になりがちでした。特に新入社員はタイミングがつかめず、一人で抱え込んでしまうこともあります。判断を誤れば大きな損失につながる可能性もあるため、本当は日常的に壁打ちや意見交換ができるだけの「余白」が必要でした。しかし、以前のオフィスにはそれを促すような場がなく、社員の距離が縮まりにくい状態だったんです。
また、受注が増えていく中で「自社オフィスで打ち合わせしたい」というお客様も多くなってきました。ただ、当時のオフィスは決して“魅せる”空間とは言えず、ブランドとしての印象を十分に伝え切れていないもどかしさがありました。企業の第一印象を左右する場だからこそ、「この会社なら任せられる」と感じていただける空間づくりが必要だと強く感じていました。
社内の関係性を深める場と、お客様から信頼を得られる場。この二つを両立できるオフィスをつくることこそが、今回の移転に込めた大きなテーマでした。社内外に前向きな変化を生み出す場所を目指して、物件の選定にあたりました。
――そのような課題は解決されましたでしょうか。
村上様:今回の移転では、「コミュニケーションの活性化」と「安心感と信頼を与える“佇まい”」という二つの課題にしっかりと向き合いながら、最終的に理想とするハーフセットアップオフィスに巡り会うことができました。
特にコミュニケーション面では大きな変化がありました。これまでは「自分の担当を一人で黙々とこなす」という雰囲気が強かったのですが、広くなった空間を活かして新設した休憩スペースが社内の空気を一変させました。社員が自然と集まり、昼食中に会話が生まれたり、気軽な相談がその場で始まったりと、日常的に交流が生まれるようになったんです。仕事上のコミュニケーションも格段に増えました。この空間が、社員同士の距離を縮めてくれていると実感しています。
見栄えの面でも、完成後の空間は、デザイン性の高いエントランスや会議室が印象的で、「ここなら胸を張ってお客様を迎えられる」と感じられる仕上がりでした。実際に来社いただくお客様からも「素敵なオフィスですね」とお褒めの声をいただくことが増え、オフィスそのものが会社の信頼性を支える存在になっていることを実感しています。
“叶えたい要素”が多かった今回の移転ですが、結果としてそのすべてを満たすオフィスに入居することができました。セットアップオフィスは初めての選択でしたが、実際に入居してみると想像をはるかに超えるデザイン性と機能性で、私たちの働き方を前向きに後押ししてくれています。

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成長スピードに合わせた最適解。たどり着いた、高級感あふれるセットアップオフィス

――移転する際の物件選定で、重視されたポイントについてお聞かせください。
村上様:今回の移転では、セットアップオフィスを中心に検討していました。
予算には限りがあるため、まずは全体の費用感を把握するところから着手することに。社員数は今後も増えていく計画があるため、次のオフィスに何年いられるのかが意思決定の大きな論点になりました。もし短期間で再び移転する可能性があるのであれば、入居費用や退去費用はなるべく抑えたい、そうした考えから、自然とセットアップオフィスという選択肢が有力候補になっていきました。
特に重視していたのが初期費用です。通常オフィスのように内装工事や家具を一から揃える必要がなく、必要な設備が整った状態で入居できる点は、今回の条件に非常に合致していました。加えて、スケジュール感も重要なポイントでした。できるだけ早く移転したいという希望があったため、工事を待たずに入居できるセットアップオフィスは大きなメリットでした。
そしてもう一つの重要な条件が立地です。社員は神奈川・千葉・埼玉・都内西部などさまざまな地域から通勤しており、誰にとってもアクセスのよい場所を重視していました。本当はもう少しJR寄りが理想ではありましたが、複数路線から徒歩5〜6分で通える今回の物件は、全員の通勤負担を最小限にできる絶妙な立地でした。
こうした条件が一つひとつ重なり、今回のオフィスが最適な選択だと確信して入居を決めました。


――あらためて、当社の対応についてご感想をお聞かせください。
村上様:今回の移転では、松原さんのお力に本当に助けられました。
最初にお問い合わせした際から、とにかく対応のスピードが圧倒的でした。こちらの要望をお伝えすると、すぐに複数の候補物件をご提示くださり、その情報量の多さにも驚きました。セットアップオフィスの支援実績の豊富さと、対応力の高さを実感した瞬間でした。
松原さんから候補物件をご提案いただき、私たちも内容を確認していました。すると後日、別の仲介会社さんから同じ物件について連絡がありましたが、そのご案内は「探したら見つかりました」という後追いのものでした。この時点で、私たちは松原さんにお願いしようと決めていました。早いもの勝ちという話ではありませんが、私たちのニーズを理解したうえで誰より早く動いてくださる姿勢に、強い信頼を感じたためです。
前述したとおり、物件選定では、立地に強いこだわりがありました。商圏は全国のため、東京駅へのアクセスが良い場所を希望していましたが、前オフィスの飯田橋は意外とアクセスしづらい点がネックでした。品川も検討しましたが、社員の通勤負担が大きくなるため断念。そうした背景まで丁寧に汲み取り、松原さんは“この条件ならどうか”と次々に候補を提示してくださいました。
そして印象的だったのが、物件を決めた後の動きです。仲介会社はある程度の段階でオーナーや管理会社にバトンタッチするイメージがありましたが、松原さんは鍵の受け渡しや内装工事の段取りまでスピード感を持って対応してくださいました。「ここまで伴走してくださるのか」と感じるほど、ずっと前を走ってサポートしていただきました。
短いスケジュールの中でも不安を感じずに移転準備を進められたのは、松原さんのおかげです。
――オフィス移転後の社内からの反応はどうでしたか。
小野様:移転後、社員からは「働きやすくなった」「広くて気持ちがいい」といった声が多く届いていますが、なかでも印象的だったのは、長く会社を支えてくれている社員が語ってくれたひと言でした。
「新しいオフィスを見ると、会社が成長してきた実感が湧きますね。」
広く明るくなった空間に足を踏み入れた瞬間、これまで一緒に積み上げてきた時間を振り返りながら、しみじみとそう話してくれました。その姿に、私自身も胸が熱くなりました。
今回の移転は、次のステージへ進むための挑戦でもありましたが、その想いが社員にも自然と伝わっていたのだと感じています。「一緒に会社をつくってきた」という誇りや愛着がより強くなり、エンゲージメントの向上にも確かな手応えを感じています。
上質な空間への投資は、働く人の気持ちを前向きにし、「この会社ともっと成長したい」と思ってもらえる、非常に価値のある決断だったとあらためて実感しています。
補助金申請をもっとスムーズに。新システム開発で広がる事業の可能性

――会社として今後取り組んでいきたい事はありますか。
村上様:今後は、補助金申請にまつわる業務をより効率化できる仕組みづくりに力を入れていきたいと考えています。
補助金申請は内容によっては数年にわたる大規模なプロジェクトになることもあり、企業にとって大きな負担です。この「時間と手間の重さ」を少しでも軽減したいという思いから、生成AIを活用した計画書作成支援システムを社内で開発しました。
このシステムは、今後は税理士事務所やコンサル会社、金融機関など、同じような課題を抱える方々にも提供していく予定です。「AIを活用することで、補助金申請のハードルを下げ、もっと多くの企業が挑戦しやすい環境をつくりたい」、そんな想いがあります。
さらに、今回の開発を通じて「自社でもアプリ開発ができる」という確かな手応えを得ました。これをきっかけに、システム開発そのものも新たな事業領域として成長させていきたいと考えています。

――最後にオフィス移転を考えている方にアドバイスがあればお願いいたします。
村上様:今回の移転を通して強く感じたのは、ベンチャー企業にとって「オフィスが事業成長の追い風になる」ということです。
実は移転を検討し始めた頃は、「つめれば、もう一年ぐらいは耐えられるのでは」「ベンチャーは質素がいい」という思いがどこかにあり、なかなか踏み切れずにいました。投資すべきかどうか、経営者として葛藤があったのも事実です。
しかし、実際に移転してみるとその考えは大きく変わりました。お客様からは「立派な会社ですね」と声をかけていただくことが増え、社員からも「会社の成長を実感できる」と前向きな声が上がりました。空間が変わるだけでこんなにも信頼や士気が変わるのかと、想像以上の効果に驚かされました。オフィスは、企業の姿勢そのものを映し出し、成長の角度を一段上げてくれると実感しています。
移転はつい「コスト」と捉えてしまいがちですが、事業のフェーズに合わせて最適なタイミングで意思決定することで、企業全体の力を大きく押し上げる投資になります。
――貴重なお話をありがとうございました!
※掲載内容は取材当時のものです。
お客様プロフィール
- 所在地:東京都千代田区岩本町2丁目8-8 ザポータル岩本町6F
- URL:https://planbase.co.jp/
- 業種:補助金申請のコンサルティング事業
- 種別:執務室
- 坪数:78.63坪





